マイルス・ディヴィスは、40年代末からジャズの第一線で活躍してきた偉大なミュージシャンである。その彼が、自身のバンドを率いてハードバップと呼ばれるジャズのスタイルを確立させた、歴史的アルバムである。
当時まだ新人だったテナーサックスのジョン・コルトレーンをサイドマンに起用。本作は、バンド全員が共通の音楽的コンセプトに基づいて演奏を推進させるというハードバップの理念を実現させた、いわゆるフォービートジャズの典型ともいうべきものだ。
録音はほとんどリハーサルもせず、マイルスのカリスマ的指導力によって、ごく短期的に行われたという。セロニアス・モンクの名曲『ラウンド・ミッドナイト』が取りあげられているが、マイルスの斬新な解釈によって彼の代表曲となった。(後藤雅洋)

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